産総研オープンラボ2

かなり前になるが,産総研オープンラボの講演会に参加した。
イノベーションのための評価戦略 http://www.aist-riss.jp/contents/event/081021openlab_rept.html
という講演会。面白かった。いや,面白いだけじゃなくて僕もこういった風に面白いという研究をしたいし,産総研にまけてばかりいられないと強く思った。
やっぱり岸本充生さんの発表は革新的だったと思う。僕らよりも企業の人の心に響く発表だったろう。
評価というのは嫌がってやるのがこれまでだった。そうではなく,リスク評価というものを戦略的に,製品とセットにして世に送り出すことで,環境・安全・健康に関して何がベストかを判断し,自ら説明しなければならない時代が来ている(来ているのは分かっているが,実際に動かなくてはいけない差し迫った時代に来た)ということを主張しておられた。
いや〜,「法規制・社会受容・健康安全リスク」という”製品を扱う事業者にとって直面する3つのリスク”を描いた図なんかは就活のときにプレゼンで使うと効果的ですよね。アレンジさせてもらいます。
これからの時代,イノベーションを支えるのは「戦略的リスク評価」である!