2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

nano materialのライフサイクル評価

ナノマテリアルでもその製造〜使用〜廃棄のフローを追って,各フェーズから環境中への排出量を見て,経年変化して行くフロー量を見て,環境中での濃度を予測する,という論文が出ていた。EU,米国,スイスのフローを押さえたというのも大きなウリではないか…

ノルウェーがついに動く 次世代PoHS法の模索か?

ノルウェー汚染管理局(SFT)が13日にプレスリリースを出した(ノルウェー語)。また,アクションプランのアップデート版(2002年の有名なアクションプランの続編。ノルウェー語)も公表した。 ニュースリリース こちら 改訂アクションプラン こちら ノルウ…

運命の期日2010/1/8

POPRC5での議論の結果,2010年1月8日までにHBCD関係者やオブザーバーへの招集がかかるという約束が交わされた(Annex Eに定められている情報を事務局に提出する文書作成のため)。 今日がその1月8日。どこで,どんな人が,どれくらい集合しているのかを知ら…

告知 公開セミナー「化学物質リスクの評価と情報基盤」

横浜国立大学にて,下記の公開セミナーが開催されます。皆様お誘い合わせの上,ぜひともご参加ください。 横浜国立大学創立60周年記念 安心・安全の科学研究教育センター公開セミナー 「化学物質リスクの評価と情報基盤」 http://www.anshin.ynu.ac.jp/cente…

産総研 土壌リスク評価モデルGERAS

産総研TODAY(2010)Vol.10,No.01 でGERAS-3の記事が出ていたので,ふと思い出して日記を書くことにする。 土壌・地下水汚染のリスクを評価するシステム「GERAS-3」を公開 2009年9月30日 http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2009/pr20090930/pr2…

OECD 規制影響分析のガイドライン更新版

規制影響分析(Regulatory impact analysis,RIA)は,提案された既存の規制と非規制代替案のプラスとマイナスの影響を批判的に評価する体系的なアプローチであり,様々な手法が存在する。RIAの中核を成しているのは,「政策決定に際して,論拠に基づいたア…

EPA 既存化学物質アクションプラン立ち上げ

明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。 さて,2009年が終わりになりかけた時,EPAが新たな政策を立ち上げたようだ。 まだアクションプランの内容をよく理解できてはいないのだが,どうやらTSCAでは遅々として進まなかった化…