アフラトキシンのリスク

先日,アフラトキシンについて触れていたので,そのリスクがどの程度だったのかを調べるために,ネットで検索してみたところ,以下のようなブログがヒットした。

事故米アフラトキシンによる肝癌のリスクを大雑把に計算してみた
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20080910

NATROMさんというかたが管理人をやられている。
このリスクを計算してアップした後,かなりの数のコメントが入っている。
どうも,リスク論を理解できていない方々がこの試算に疑問をもったようである。
特に食品の分野はそうなのだが,いや,化学物質製品のリスクもそうだが,発がん影響については非常にセンシティブにならなければいけない。(DecaBDEの議論がそれにあたる。Decaは基本的に神経毒性だけれど,発がん影響があると主張しているところもある。)
発がん(遺伝子損傷性)はそれだけインパクトが強い。