新たなファクトシートが出される

BSEF本部より,HBCDのファクトシートがこの6月に出された。
http://www.bsef.com/uploads/Documents/documents/HBCD_factsheet.pdf
内容はこれまでより一層充実している感じ。いくつか個人的に面白かったポイントを取り出してみる。

  • EPSやXPSは国際的な,地域的な,各国内のエネルギー効率目標達成の重要な部分を担っている(この部分についてはよく取り上げられる部分だが,肝心要の定量的データを見たことはあまりない)
  • EUリスクアセスメントは,近年環境中の濃度上昇がみられることから,HBCDをPBT物質に分類した。(濃度上昇からPBTにしたのかが疑問。もう一つは,濃度上昇がみられるからPB"T"なのかが疑問)
  • カナダではHBCDのリスクアセスメントが進んでおり,2009年中には公表される見通し。