今後の政治に大事な思考のツールは?

またまたFoodScienceより。今回は小島正美さんの記事。
題名は「選挙と市場原理、似たもの同士。これから日本はどうなるの?」というもので,内容は,

  • 選挙:政治家は市民ウケしないと選挙では勝てない→市民のウケ狙い最優先
  • 市場原理:企業は市民ウケしないと市場では勝てない→市民のウケ狙い最優先

を対比させている。
さて,今回の選挙で大勝した民主党BSEの前頭検査を謳っている。得られるのは一部民主党議員の自己満足と市民の心理的な安心感でしかないのだが。
小島さんいわく(そして全く同感する),民主党が政策を決定する際に大事な思考のツールは

費用対効果とトレードオフ

である。
自民党に対し政策の色に違いを出したいのは分かるのだけれど,どうも「えっ?」と思う政策が多すぎると思うのは僕だけでしょうか。今日もテレビで「八ッ橋ダム」の問題を取り上げていたけれど,これを中止にするのは短絡的ではないかと思ってしまった。