RoHSの改革がさらに進む

どうやら,RoHSの対象製品が全電気電子製品に広がりそうなのだという。欧州議会(環境委員会)も大半が対象製品範囲拡大案を支持しており,RoHS改定が進みつつある。
http://chemical.envix.co.jp/2009/11/eu-rohs-20091109.html
これまで,RoHSの対象製品や対象化学物質に対しては結構妥協した感じが受けてとれていた。今回の討議の中で,それらを一気に解消してしまおうという思惑か。
1990年後半の全臭素系難燃剤禁止のドラフトが出てから約十数年,ついに動き出す次世代RoHS。しかし本当にそれは“環境にやさしい”のだろうか?