2009-05-22から1日間の記事一覧

環境規制策定の際の社会的要因の大きさとは②

結論② 規制値の策定に当たっては技術的な対策可能性が必ず考慮されている 技術的に不可能な規制は存在しないか,あっても運用段階では強行されないのが普通である。環境規制の策定過程は,実際には,どのような対策技術を実施するかということを巡っての論争…

環境規制策定の際の社会的要因の大きさとは①

電力中央研究所 社会経済研究所の杉山大志さんが(主にこの方が書き下ろしたものとお見受けする),「環境規制策定における科学・技術・社会要因」というタイトルで,自身の研究を取りまとめたものを公開している。→ココ 2003年に内部で取りまとめたものを,…

公開書簡 HBCDの内分泌影響による毒性は,これまでの公式値の200倍!?

…昨年12月初めに公表された,HBCDのEUのリスク評価書で採用されているHBCDのNOAEL=22.6mg/kg bw/dayを出していたグループが,さらにHBCDの(内分泌)毒性について新たな論文を出しています。…。 (FIREプロジェクトの結果がここに出てきているという認識でよ…